グリー株式会社の田中良和さん。
彼は社会人になってからプログラミングを学び、グリー株式会社を作りました。
そんな彼は、プログラミングに関する発言をいくつかしている。
今回は田中良和さんのプログラミングに関する発言についてまとめてみました。
田中良和さんのプログラミングについて発言
個人的に印象に残ったものを抜粋して紹介していきます。
楽天では個人向けのサービスの開発に携わっていました。個人間売買のネットオークション、ブログサービス、アフィリエイトサービスなど。当初はプロジェクトを牽引する立場だったんですが、エンジニアが足りないのでプログラミングもすることになったんです。学生時代に自分でホームページを作ったり、5000人規模のメーリングリストを立ち上げたりしていましたが、プログラミングの知識はありませんでした。ところが、実際にできる人にちょっと教えてもらうと、一つステージを乗り越えるというんでしょうか、できるようになるんです。教わったら意外に簡単。なんだ、できるじゃないか、と。その後はすっかり独学でした。
学生時代にホームページを作る程度で、プログラミングの知識はなかったそうです。
しかし、できる人から教えてもらうと意外と簡単だったようで、その後は独学で勉強を続けていったようです。
プログラミングは学んでみると意外と簡単です。
3ヶ月くらい集中的に勉強すれば、エンジニアとして就職できるくらいの力は身につきます。
スキルを高められたのは、ただ技術を覚えるのではなく、「こんなサービスを作りたい」という目的があって、そのための方法としてプログラムを考えていたからだと思います。プログラム自体も楽しかったんですが、僕がやりたいのは、「世の中の役に立つサービスを作ること」。もっというと、「新しいサービスを作って世の中を変えていくんだ」という思いが強かった。
プログラミングを勉強するために勉強をすると挫折してしまうことがあります。
何かこんなサービスを作りたいという気持ちがあると、スキルを高めて行きやすくなります。
サービス開発が仕事だったおかげで、プログラムだけではなく一人でサービスを立ち上げるノウハウを身につけていました。だから、SNSも自分一人で立ち上げられたんです。
楽天というサービスを運営する会社で働いていたおかげもあって、グリーというSNSのサービスを立ち上げられたのだと思います。
ウェブサービスを作りたいと考えている人は、サービスを運営している会社にエンジニアとして入社すると良いでしょう。
僕自身も「自社サービスを運営している会社」と「受託の会社」の両方を経験することでサービスを立ち上げられるようになりました。
2003年の秋に開発を始めて、2004年の2月に公開しました。友だちに「こんなのできたので、使ってみて」とメッセンジャーで伝えた程度だったんですが、クチコミで評判が広がって1カ月後には会員が1万人を超えていました。年内には10万人を超えそうな規模になった。やっぱり純粋に、SNSというサービスが面白かったんだと思います。管理者の僕のもとには「インターネットの可能性を感じた」というコメントがたくさん来ました。「自分の写真のアップすら誰もやらないのにSNSなんて」と僕に言ってきた友だちもいたんですが、サービスが始まるとユーザーになっていて(笑)。いろんな人に、まったく新しい概念が理解され始めたと思いました。心地いいもの、楽しいものを生み出せたと思いましたね。
作ったサービスが良いものであれば、一気に広がっていきます。
公開して1ヶ月後に会員が1万人はヤバイ。
一人で約一年にわたって作ってきて感じたことがあった。それはいいサービスを作っていくには、低コストで、いろんなサービスを作り続けられるような環境が必要になるということです。そのときに思い浮かんだのが、僕自身も使っていた「PHP」のカンファレンスで面識を持っていた現取締役CTOの藤本真樹でした。低コストのサーバーを組み合わせて、高性能を出す。簡単にサービスを作ったり、作り替えたりするような基盤を作る。彼ならそういうことができると思ったんですね。それで、一緒にやらないか、と声をかけたら、「いいですよ」と返事をくれて。
自分で作りたいサービスの基礎の部分を作って、実績を出してしまえば、他の人も誘いやすくなります。
大きなものを作りたいなら自分でとりあえず作ってみるということが大事です。
楽天で学んだことのひとつにこんなものがありました。インターネットサービスが世の中に流行るまでには、5年はかかる。例えばブログサービスも、僕は2001年くらいから面白いと思っていました。でも、流行始めるのは2005年くらいからなんです。逆にいえば、5年後にどんなサービスが流行っているか、つまり世の中に求められているのか、を考えながら作らなければいけない、ということです。
世の中に求められているのかを考えてサービスを作ると良いそうです。
自分が作りたいサービスは求められているものなのか考えてみると良いでしょう。
最初にSNSを作ったときも、モバイルでソーシャルゲームを始めたときも、まわりからは否定的な声が上がりました。「どうしてそんなことを」「絶対に使われない」……。でも、クレイジーだったな、と思うのは、信じて作り続けたことです。結局、みんなが反対したり反発したりするくらいのことをやらないといけないんだな、と今は思います。それこそ、みんなが「それは成功だ」というサービスをやったくらいでは、大きな成功は生み出せません。
みんなが反発するくらいのことをやらないと大きな成功はのぞめない。
大きいサービスを作ろうとしている人は参考にすると良いと思います。
僕は文系出身ですがPHPというプログラミング言語が使えます。しかもそれは趣味としてではなく、プロデューサーとして楽天に入社した1年目に仕事を通じて覚えたものです。 楽天でコミュニティサービスを立ち上げる際、インターネットに詳しい僕が指名され、ゼロからプログラムを覚えて作ることになったのです。プライベートの時間も使ってプログラムを勉強し、自宅の家賃が7万円だったのにも関わらず、月額3万円もする最上級のレンタルサーバーを自費で借り、テスト環境として使っていました。 この経験は僕にとって革命的な出来事でした。
それまで新サービスの企画・プロデュースを手掛けてきましたが、いいアイデアを思い付いても口頭でしかエンジニアに説明できませんでした。いざ検討しようと思っても「田中君の言っていることが理解できない」と言われ、そこで終わってしまうことがあったのです。
実際にはサービスは使ってみないと分からないものですし、作りながら分かってゆく部分もあります。プログラムを学んでからは、アイデアを何の妨げもなく直接カタチにできるようになりました。高校時代プログラムの習得に挫折した僕にとって、この経験は自分に「できないことはない」という確信をもたらしました。
(出典:「非連続」を生むSNS的経営)
田中さんは高校時代にプログラミングの習得を挫折した経験があるそうです。
しかし、大人になってから勉強をしてみると、習得できたりします。
今はプログラミングが学びやすい環境ができています。
一度挫折した人ももう一度チャレンジしてみたら、意外とできてしまうかもしません。
文系出身の田中さんがマスターできたので、多くの人にもマスターできると思います。
僕自身も文系出身だけど、サービスを作れるくらいはプログラミングの力を身につけることができました。
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