携帯ショップで働いていた昔の同僚と久しぶりに会って、話したのをキッカケにこの記事を書こうと思いました。
元携帯販売員の僕が携帯ショップで働く「辛さ」や「しんどさ」について書いていきます。
高卒や大卒で、携帯ショップの販売員になろうと思っている人は、この記事を読んで就職するかどうかを検討してみて下さい。
携帯ショップ店員を辞めた後の進路についても書いていきます。
よかったら最後まで読んでみて下さい。
僕が携帯ショップに入社した経緯
まずはなぜ携帯ショップを仕事として選んだのか経緯を紹介します。
- 初任給が良い
- 身近な商品を扱える
- 携帯について詳しくなりたかった
- たまたま内定が出た
就職した理由はこれらの理由です。
同僚達を見ても何かこれ!という理由を持って携帯ショップを就職先として選ぶ人は少ないと思います。
給与が良いということと、離職率が高い仕事のため、年中求人を行なっていて面接が通りやすいので、何となくで就職できてしまいます。
入社して数ヶ月働いて思うこと
仕事は数ヶ月働けばどんな雰囲気かわかります。
僕自身、数ヶ月働いて思ったことについて書いていきます。
- ノルマがえぐい(これは会社によって違うかも)
- 上司がめちゃくちゃ怒る(激詰め文化のある会社)
- めんどくさいお客さんが多い(今やスマホや携帯は1人1台が当たり前なので自然とめんどくさいお客さんも増えます)
- 携帯やスマホを売る能力はすごい
- 売れている営業マンは必要の無い商品を買わせる能力が高い
- 肉体的よりも精神的にキツい
- お客さんの質問に上手く答えられない時がある
- 覚えることがたくさんある
- 書類が複雑
思ったことは色々とあるけど、とにかく大変です。
数ヶ月でやめる人は辞めます。
携帯ショップは大量採用で、誰にでも内定を出して、生き残るかどうかを職場でふるいにかけるというような感じでした。
仕事の中では底辺の仕事と言って良いと思います。
辞めたいと思う瞬間は頻繁にあるので、それについて書いていきます。
「スマホ・携帯ショップ店員を辞めたい」と思う理由
良心が痛む
携帯ショップで働くには良心を持っていて働けません。
これは会社によるかもしれませんが、僕が勤めていた店舗では良心を持っていてはいけないと思いました。
とにかく、お店に来たお客様にいかに高い商品を売り込むか、携帯やスマホ以外に何かプラスして商品を売るかということを考えます。
売れている営業マンとかは、高齢の方にスマホを販売するついてに、高級なイヤホンもセットで販売していたりしてノルマの数字を稼いでいたりしました。
そういう行為が店長や上司から褒められる行為です。
とにかく数字を稼げば、それが正義です。
いかに高いプランを販売するか、プラスアルファで商品を買わせるかが大事になってきます。
お客様に最適なプランを進めるのが仕事と思う人には向かない仕事だと思います。
購入できる最大限を店員が選ばせる仕事は精神的にキツいです。
上司が人として子供
携帯ショップで結果を出せる人はすぐに店長とかに上がれます。
1年とかで店長に上がる人も周りにはいました。
お客様のことを考えず、商品を売れる人が昇進する世界です。
そうなると上司も人の心を持った人というよりはノルマを達成するためのマシーンのような人が上に立ちます。
つまり、いかに強引に売るかを部下に強要してきます。
そういう上司と性格があわずに辞めていくという人は大量にいました。
初任給は高いが給与をあげるのは難しい
携帯ショップの仕事は他の仕事よりも初任給が高く設定されています。
それは人が集まらないからでしょう。
初任給は高いですが、入社してから初任給をあげるのは非常に大変です。
僕が勤めていた会社は数ヶ月連続でノルマを達成しないと給与は上がりませんでした。
しかも上がる金額は5000円程度。
年次で給与が上がっていくというシステムはなく、給与をあげるにはノルマを達するしかありません。
ノルマ自体がかなり高めに設定されていて、メチャクチャ難しい。
新機種が発売されて自然に売れる時は良いが、時期が経ってから商品を販売してノルマを達成するのは非常に難しいです。
クレームが多い
携帯やスマホはよくわからない状態で購入している人が多いです。
後から何かしらの問題がおきクレームというケースが多々あります。
1円にもならないクレームに数時間かけて対応しないといけないことも多々あります。
本当にめんどくさい。
店長になっても幸せになれなさそう
携帯ショップのキャリアは店員や販売員から店長、エリアマネージャーに昇格していくというものです。
僕は早く見切りをつけて店長にはならなかったので、どれほど給与をもらっているのかわかりませんですが、給与に見合うほどの仕事ではないと思いました。
上から激詰めがあり、店員ともうまくやり取りをしないといけません。
お客さんには不要なものを売らないといけない。
四面楚歌です。
キャリアアップしていっても幸せな道がないと思いました。
接客のスキル以外に何も身につかない
当時、商品を販売する力があれば、どの会社でも通じるとは言われて教育を受けてきましたが、これは嘘した。
携帯を売る力があっても他の会社で通用するかは別です。
携帯を販売する力があれば、他の携帯ショップでは通用するかもしれませんが、法人相手の営業場合はまた違った能力が必要になります。
僕の個人的な考えだと携帯ショップでは何も能力が身につきませんでした。
スマホ・携帯ショップの仕事の大変さ
仕事の大変さについてまとめるとこのようになります。
- 幼稚な上司
- 厳しいノルマ
- 激詰め文化
- 商品の売り方
- キャリアアップの先が見えること
僕は早めに見切りをつけたので、携帯ショップ店員の仕事の良いところはあまり見えなかったです。
何も考えることなく、ゴリゴリ商品を売って行きたいと考えている人には良い仕事だと思います。
本当にバカな人にしか合わない仕事だと思いますが、興味ある人は挑戦してみて下さい。
僕はオススメしません。
スマホ・携帯ショップを辞めた後の進路
携帯ショップを辞めた後は、IT業界に進むことにしました。
自社でWebサービスを行なっている会社の営業として働きました。
IT業界で働いていると、エンジニアの力が強いということを知り、最終的にはプログラミングを勉強してエンジニアになりました。
プログラマーの仕事は仕事をすればするほど、スキルが身につくのでオススメです。
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