大手企業の課長を経験して初めてわかったこと

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僕には大企業で課長まで昇進した経験があります。

今回の記事では、「課長になってわかったこと」や「昇進して気が付いたこと」について書いていきます。

個人的な意見や感想になります。

大企業の中間管理職に興味がある方は良かったら読んでみて下さい。

事前に管理職になった自分を想像するのがオススメ

課長を経験するまでは、会社で偉くならないと意味が無いと思って仕事をしていました。

時にはプライベートを犠牲にして、全てを仕事にかけた時期もあります。

人よりも多くの時間と労力を割いた結果、20代で課長になることができました。

しかし実際になってみると、大したことではありません。

こんなものの為に自分は努力していたのかとすら思いました。

会社で昇進していきたいと思っている人は、まず自分が管理職になる前に実際になったらどう思うのか最初に考えることをオススメします。

会社で昇進するメリット

会社で昇進して良かったことについて書いていきます。

昇進することで起こるメリット

  • 給与が上がる
  • 仕事内容が変わる
  • 部下を持てる
  • 部署以外の人と関われる
  • 会社についてより知ることができる
  • 周りの人からの見られ方が変わる

これらについて1つ1つ書いていきます。

給与について

役職を持つと給与が大きく変わります。

昇格のタイミングだと1.5倍とか2倍くらい変わりました。

たくさん給与がもらえるのは、会社で昇進する魅力でしょう。

平社員でコツコツやっていては貰えないような給与が貰えます。

仕事内容が変わる

仕事の自由度は上がります。

決められた単純作業をするのではなく、新しい手法を考えて今まで無かった結果を出すことが大事になってきます。

言われたことをやるのが嫌で、こうしたらより高い成果を出せるという自信がある人は管理職に昇進することが幸せに繋がると思います。

部下が持てる

管理職はみんなと一緒に成果を出さないといけません。

僕は主任になって初めて部下を持ちました。

チームで成果を出すのは楽しいです。

一緒に仕事をする部下に自分を合わせることができれば、ストレスなく仕事ができるでしょう。

部署以外の人と関わりが増える

管理職になると社内の人との関わりが増えます。

大きな成果を出すには、別の部署の人にも協力してもらうことが必要です。

社内には色んな人がいるので、みんなと上手くやっていく必要があります。

会社についてより知ることができる

管理職でないと出られない会議に参加することができます。

会社の状況や戦略などを平社員よりも多く知ることができます。

周りからの見られ方

役職があると社内、社外で見られ方が変わります。

仕事がやりやすくなる場合が多いです。

転職もしやすくなると思います。

管理職になるメリットのまとめ

管理職になるメリットは多い。

しかし、それは会社員としての生活を続けていくならという話。

1日8時間以上、拘束され続けて仕事をしていくのであれば、会社で上を目指した方が良いです。

僕が管理職を辞めた理由

僕は管理職になってから転職をしました。

会社で上を目指して働くことが僕にとっての幸せではないと思ったからです。

管理職になって会社をやめようと思った理由をまとめるとこのようになります。

会社をやめようと思った理由

  • 仕事が楽にならない
  • 普段からお金をあまり使わない
  • 会社内で偉くなることに興味がなくなった
  • 上司が幸せそうに見えなかった
  • 課長から上を目指すのは厳しいと思えた
  • 成果を出しても通用するのは社内だけ

これらについて1つ1つ書いていきます。

仕事が楽にならない

会社は仕事ができるようになればなるほど、成果を求めてきます。

一向に楽になりません。

一週間会社に出社しなくても大丈夫くらい仕事を楽にしたいと思ったので、これは会社員では実現不可能だと感じました。

普段からあまりお金を使わない

僕自身あまりお金を使わないです。

貧乏な学生時代と同じような生活水準で生活しています。

服はほとんど買わないし、ブランド物にも興味がありません。

給与が上がっても生活は何も変わらなかったので、別に給与をあげる必要はないと感じた。

それよりも休みが欲しいと思った。

会社内で偉くなることに興味がなくなった

主任、課長と昇進していくと会社内で偉くなることはどういうことなのかわかるようになってきます。

最初は新鮮で嬉しく感じるかもしれませんが、徐々に自分には不要なものだと感じました。

大手企業の重役でも社外では普通の人です。

会社内の権力なんて何でもないです。

上司が幸せそうに見えなかった

課長として働くとさらに上の役職の人と一緒に過ごす時間が長くなります。

その人たちの働き方や普段の言動を見ていても幸せそうに思えなかった。

しかし、社長だけは違うように見えた。

社長はイキイキと働いていたので、社長を目指した方が良いのだなと思った。

大企業で社長を目指すとなると、従業員の中のトップになる必要がある。

周りを見ていてもそれは無理だと思ったので、会社を辞めた。

課長から上を目指すのは厳しいと思えた

課長なら割と誰でもなれると思う。

運もあるけれど、何年も勤めていたら割となれるチャンスは多いと思う。

しかし、そこから上はガチの実力勝負。

仕事に命をかけているような人が集まっていて、それらの人に勝つのは並みの努力ではダメ。

努力できる人が課長になっているから、そこから上は本当に大変だと感じた。

その努力をする価値があるのか考えたら、僕には無かった。

成果を出しても通用するのは社内だけ

会社員は成果を出しても通用するのは社内だけです。

どれだけ大きな成果を出しても自分の実績にはつながりづらい。

その成果は「会社の名前があったから」、「優秀な部下がいたから」などの理由がつけられます。

自分の実績にはならないので、会社内で成果を出すことに興味がなくなった。

これらの理由で会社をやめようと思った。

会社を辞めた後の進路

会社を辞めてから独立を目指すために、僕はスキルを身につけました。

Webサービスなら初期のコストを抑えながら、起業ができると思い、プログラミングを身につけることにした。

この判断は正解だったと思う。

実際にサービスを運営してみたら、会社員の給与を軽く越えることができた。

働く時間も短くなって、現状は幸せです。

仕事も面白いし、嫌な人と関わる必要もない。

無駄なことをやらなくて良いなど良いことだらけです。

今思うと会社員は本当に辛かったなー。

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