どうも、かしろう@2dgod2です。
「セカイを変えるGEEKになろう」がキャッチコピーのエンジニア養成学校「ジーズアカデミーTOKYO」。
2018年7月に、ジーズアカデミーFUKUOKAも開校して拠点を増やし、伸びているプログラミングスクールです。
私は当時、会社に勤めて仕事をしながら、東京週末集中コース(TOKYO DEV COURSE)を6ヶ月間受講しました。
未経験からWebエンジニアになる場合は、それなりのスキルを必要とするので、プログラミングスクール通わないといけませんが、有料スクールはやはり受講料が高いのが現状です。
特にジーズアカデミーの受講料は他のスクールと比べても料金が高かったです。
しかし、スクールの説明会に参加してみて話を聞いてみると、スクールの内容に関しては豪華で他と比べても良さそうだと思って、実際にお金を払って通うことにしました。
当時はネット上の口コミや評判が少なかったですが、内容は悪くはなさそうだったので、通うことを決めました。
しかし、通ってみるとジーズアカデミーは人によっては合う合わないがハッキリするスクールだと思います。(個人の感想です)
そして、自分には合っていなかったかなぁと思います。
その理由についても後ほど書いていきます。
ネット上に口コミや評判が少ないと、これから通う人が心配になるし、ミスマッチして後悔する人も増えると思ったので、今回は私が実際にジーズアカデミーTOKYOの東京週末集中コースを6ヶ月受講してみて感じた、評判・口コミとのギャップなどを全て暴露します!
できる限り体験したからこそわかるリアルなこと、週末集中コースがどんな感じなのか、他のサイトではあまり載っていないようなリアルな情報をお伝えします!
ジーズアカデミーの雰囲気がわかるYouTubeの動画で上がっていたので、こちらを見ると何となくの雰囲気がわかると思います。
プログラミングを学びたいけどお金をかけたくないという人は以下の関連記事を読んで下さい。
一覧形式になっているので、自分にあった勉強手法が見つけられると思います。
ジーズアカデミーの評判とのギャップとして感じた5つの暴露話
- 豪華な講師、メンターについて
- カリキュラムの内容と質
- 遅れた人に対してのバックアップが弱い
- 実際にエンジニアになれるのか?
- 出来る人にはとことん与えられる環境
1.豪華な講師、メンターについて
私がジーズアカデミーの説明会を聞いて、一番印象に残ったのが講師やメンターが豪華なことです。
説明会で話を聞くと、この部分は印象に残る人は多いと思います。
また、自分が通う決め手になった要因でもあります。
講師とメンターの具体的に名前をあげると以下になります。
- Microsoft MVP 山崎大助
- 竹野 学
- 東 光一
- 茂木健一
- BASE株式会社 藤川真一 (えふしん)
- 日本マイクロソフト株式会社 増渕大輔
- アシアル 岡本雄樹
- メルカリ 今井智章
- Monstar Lab 石倉 昇
- サイバーエージェント 宗定洋平
- dotstudio株式会社 菅原のびすけ
- ランドスキップ 中農 稔
- BIZREACH 竹添直樹
- ギークス 斉藤晋介
- 日本IBM株式会社 森住祐介
- 面白法人カヤック 本多大和
- GMO TECH 沖殿 潤
- 井関健人
- 株式会社ヌーラボ 橋本正徳
- カラビナテクノロジー 竹村慶洋
- カラビナテクノロジー 奥屋孝太郎
- 株式会社tsumug 平間清彦
- エミシス 松谷泉希
などなど
有名な大手IT企業からベンチャー企業の豪華なメンツが揃っています。
ジーズアカデミーだからこそ、揃えられたという感じがあって、これほど豪華な講師、メンター陣が揃っているプログラミングスクールは無いように思えました。
毎回毎回の授業で関わってくれるのは講師の方で、メンターの方は1回授業があるかどうか?もしくは卒業開発のメンター期間に関わってくれます。
ジーズアカデミーでプログラミングを勉強する前は、すごい人たちから色々なことを教わることが出来そうと思っていました。
しかし、プログラミング初心者の場合、わざわざすごい人から教わる必要がないと、私は感じました。
プログラミングの基礎があった上で、すごい人たちからそれぞれの専門分野について学ぶのは意義があることですが、基礎がない状態だとあまり意味が無いように感じます。
なので、受講前の自分には「わざわざ、すごい人たちから教わる必要はないよ」ということを伝えたいです。
講師やメンターが決め手でジーズアカデミーを選んだという人は、すでに実力のあるエンジニア経験者でないと後悔するかもしれません。
私自身は「講師やメンターがすごい!」ということをジーズアカデミーでは活かすことが出来ませんでした。
出来る人であれば、ガンガン活かすことが出来ると思いますが、大半の生徒は活かせずに終わる人が多い印象でした。
良い環境を活かせるどうかはジーズアカデミーを選ぶポイントになります。
カリキュラムの内容と質
カリキュラムの期間は6ヶ月間です。
最初の4ヶ月は週1回の授業があって、次回の授業までに学んだことを活かした課題制作を行います。
自分で勉強出来る人の場合、一人でガンガン進めて、次回までに完成度の高い作品を作ってきます。
実際にエンジニアとして活躍している経験者の方もいて、初心者では作れないような完成度の作品を作ってきます。
ジーズアカデミーのカリキュラムは出来る人が伸びていくカリキュラムだなぁというのを感じました。
勉強が出来る人には良いカリキュラムなのかもしれませんが、勉強するのが苦手という人にはちょっと向いていないと思います。
授業の雰囲気がYouTube動画でアップロードされていたので、紹介したいと思います。
授業スタイルはこのような感じの集団授業です。
私が入学前に期待していた授業の質とは少し違う感じはしました。
感じ方は人それぞれなので、授業に期待している人は動画を確認してから受講を決めると良いでしょう。
残りの2ヶ月は卒業制作の期間で、基本的には自由行動です。
自分の作りたい作品を決めて、それに合わせてメンターを選び、卒業制作を作っていきます。
卒業制作の期間までにプログラミングのスキルを身につけられなかった人は暇になってしまう期間です。
実力が無くて、卒業制作を放棄していた人もいました。
ジーズアカデミーで落ちこぼれると結構辛いと思います。
遅れた人に対してのバックアップが弱い
ジーズアカデミーでは、勉強に遅れをとってしまった人はなかなか授業についていけないです。
授業後にわからない部分を答えてくれるチューターのような方がいます。
その方に質問して解消することも出来ますが、授業に全くついていけないくらいわからなくなると、質問の仕方すらわからなくなります。
そうなってしまったら最後です。
授業についていけないせいか、途中で授業に来なくなってしまうという人も多数見かけました。
入学した人たちで、卒業制作発表のGLOBAL GEEK AUDITION(グローバルギークオーディション)まで残っていたのは半分くらいでした。
それくらい挫折率は高いです。
途中で辞めるには理由が色々とあるとは思います。
プログラミングを学んでみたら、想像していたのとは違ったということもあるでしょう。
しかし、半分くらいがいなくなるのは多いと思いませんか?
本当に勉強が出来る人でないと、ジーズアカデミーはしんどいと思います。
また授業をサポートしてくれるチューターの質もそれぞれです。
丁寧に教えてくれる人はわかりやすく人は良いですが、中には初心者に歩み寄ってくれない人もいました。
「セカイを変えるGEEKになろう」が目標なので、下の人よりも上を見ているスクールなのかなと思います。
実際にエンジニアになれるのか?
ジーズアカデミーのカリキュラムを受けて、エンジニアになれるのか?
この疑問について答えていきます。
ジーズアカデミーを受講して、エンジニアになったという方は多くはないですが、一部います。
私もその一人です。
全員が全員エンジニアになることが目標のスクールではないため、卒業後にエンジニアになる人は多くないです。
エンジニアではなく、プログラミングを学んだことをきっかけにIT企業に転職する人はいました。
ジーズアカデミーに通ってエンジニアになれるくらいの実力が身についた人は20〜30%というのが自分の印象です。
未経験からエンジニアになったという方は本当に少ないです。
自分も実力が身についてエンジニアになったというよりは、とりあえず年齢と若さを武器に飛び込んだというのが正しいと思います。
若ければ、IT企業は割と採用してくれます。
出来る人にはとことん与えられる環境
ジーズアカデミーは出来る人には、とことん与えてもらえるプログラミングスクールです。
自分がジーズアカデミーの生徒の中で、1〜2番目くらいに出来る人間になれれば、すごく良いスクールだと思います。
卒業制作の発表(GLOBAL GEEK AUDITION)で優勝すれば、海外視察の支援をしてもらえたり、独立支援の起業支援出資などをしてもらえます。
出来る人に対してここまで尽くしてくれるようなスクールは他に無いです。
そこは本当に素晴らしいと思います。
ただ、ジーズアカデミーで1〜2番目になるのは本当に大変です。
僕が在籍していた時は生徒にすごい人が多かったです。
東京大学、京都大学、国立大学、早稲田、慶応、海外の大学の方などの高学歴の人がたくさんいました。
授業を軽く聞けば、一瞬で理解するので、これは勝てないと個人的に思いました。
私にとって難しいことを講師の方が言っていてもすぐに理解していきます。
ジーズアカデミーでは、入学前に審査があります。
「IQ」と「アイディア」の試験どちらか一方を選んで試験を受けることが出来ます。
自分はIQで受験をして合格したので、頭は良い方だと思っていました。
しかし、実態は全然違いました。
ちょっとばかり賢いだけでは敵いません。
そんな世界を見せつけられました。
まぁこれはこれで良い経験ではありました。
ジーズアカデミーでは上位の生徒になればなるだけ、得られるものが大きいです。
そしてすごい人は変化が早いので成長していく姿を見ることができます。
しかし、自分が上位になれなければ、何も得られるものはありません。
毎回毎回の課題発表をちゃんとやって、存在感を出していく必要があります。
通ってから気づいたこうしておけば良かったこと
ジーズアカデミーは自分次第で環境を活かすも殺すも出来ます。
勉強時間をある程度確保できて、モチベーションが高くないと途中で挫折すると思います。
受講する前に、無料の動画学習サイトのドットインストールなどを確認してみて、軽く理解できないようではジーズアカデミーで1〜2番を取るのは難しいので、別のスクールに通った方が良いと思います。
自分が上位に立てるような環境で勉強するのは、すごく大事です。
ジーズアカデミーの中で上位に立てなかったからこそ、そう思うのかもしれません。
上位にいると優遇されるし、教室内で優秀な人は優秀な人同士でつるみます。
実際に通ってみて特に良かったと感じた3つ
- プログラミングを勉強している人と関われる
- すごい人がどれくらいすごいのか理解出来る
- プログラミングとはどんなものなのか理解できた
凡人から見た、ジーズアカデミーの良いところを紹介していきます。
1.プログラミングを勉強している人と関われる
これはどのプログラミングスクールに通ってもそうだと思いますが、一緒に勉強している人と知り合えるのは貴重です。
スクールに通う前は独学で勉強していて孤独ではありました。
ジーズアカデミーに通えば、それが無くなります。
自分の場合は卒業後に長く繋がれる人とは出会えませんでした。
ツイッターやフェイスブックなどで緩く繋がっている人はできます。
すごい人がどれくらいすごいのか理解出来る
東京大学などに入学する高学歴の人は本当にすごいということを肌で感じることができました。
まるで、自分が本当の高学歴の大学に入学したような感覚です。
圧倒的に実力差を感じて、自分では生きられない環境にいる人たち何だろうなーと思います。
エンジニアになってからこういうことは何度も経験しました。
本当に優秀な人には勝てないです。
僕にとっては挫折でもあり、向き不向きを理解する場所にはなりました。
私はトップ層を目指せる感じではないですが、エンジニアとしては生き残っています。
エンジニアはメチャクチャ優秀出なくても、基本的なことができれば、普通に生き残ることができます。
どの職種にも言えますが、みんながみんな優秀というわけではないです。
プログラミングとはどんなものなのか理解できた
ジーズアカデミーでは、プログラミングの一連の流れをすごいスピードで勉強するので、プログラミングってどのようなものなのか理解することはできます。
途中で挫折したら理解することはできないですが、卒業まで持ちこたえることができたので、理解はできましたが。
しかし、使いこなせて何かを自由自在に作れるというレベルまでは行くことはできませんでした。
プログラミングを勉強したことでスクールの料金を回収した話
プログラミングを勉強して、スクールの料金として払ったのが、30万円くらいです。
正直、これから払おうと思っている方には高いように感じると思います。
プログラミングは得体の知れないものだし、そういう感覚が普通のような気がします。
自分がスクール代を回収するまでにどれくらいかかったの紹介していきます。
結果としては料金を回収するまで2〜3年かかりました。
ジーズアカデミーに通ってエンジニアに就職したのは、卒業してからです。
エンジニアとして働いたら料金を回収できたと言えるかというと個人的にはそうでないと思います。
前職からエンジニアに転職した際に、給与は下がっているのでむしろマイナスです。
エンジニアとして1〜2年ほど働いて、スキルを身に着けることによって給与を爆上げすることが出来るようになりました。
自分の場合は、就職した会社が良くて、SESとかではなく、ちゃんとスキルを身につくような会社に就職できたので、給与をメチャクチャあげることができました。
年収で言うと700万円くらいになりました。
1〜2年働いて転職するとそれだけ上がります。
年功序列気味の会社だったため、転職しないと給与はなかなか上がらないような気がしています。
1〜2年実務経験を積みながら仕事をすると、ある程度スキルが身についてきて、自分でサービスを作れるようになってきます。
実際に作ってみると、アイディアが良くて、大きくヒットして、毎月10万円が安定的に入ってくるようなサービスを作ることができました。
ここまでくると、お金に関しては困らなくなると思います。
プログラミングは真剣に勉強して2〜3年くらいでお金として回収出来るような投資なので、勉強する価値はあると思います。
何らかの形で、人生を変えるキッカケにはなります。
プログラミングを勉強することでスクールを見分けられるようになってくる
プログラミングをある程度勉強すると、スクールの良し悪しというのもがわかってくるようになります。
人によって向き不向きはあると思いますが、自分のようにジーズアカデミーでトップを取れなさそうな人には関連記事で紹介しているプログラミングスクールがオススメです。
凡人には凡人に向いたスクールを選んだ方が本当に良いです。
ちゃんと力の身につくスクールで学んだ方が挫折せずに勉強をしていくことができます。
競争率の高いスクールでトップを狙うよりも、初心者に優しいスクールで地道に力をつけた方が後々自分の為になります。
関連記事でオススメのプログラミングスクールを紹介しています。
興味のある方は読んでみて下さい。
無料で通えるオススメのプログラミングスクール
転職成功率95.1%の完全無料のプログラミングスクール。
「サイバーエージェント」や「DMM」といった有名企業への就職も目指せます。
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