フランス発のエンジニア養成機関「42 Tokyo(フォーティーツー)」について書いていきます。
受講者の経歴不問、24時間利用可能な施設、学費完全無料、先生がいないなど、今までのプログラミングスクールでは考えられないようなシステムでスクールを運営しています。
色々と条件や話題性がすごいので、42 Tokyoについて調べてみました。
この記事を見れば、「42 Tokyo」に関する「リアル」な口コミ評判が分かるようにしています。
42 Tokyoのリアルな体験談
いくつか体験談が見つかったので、参考になる部分を抜粋しています。
まずは体験談をみてみましょう。
piscine参加者は、piscineの内容を口止めされている
piscineの内容に関しては、口止めされているようです。
具体的には言えないが、マジで残酷なテスト。
過酷ってことは色んな人が言っていました。
piscine中の僕の1日はこんな感じ。
12:00 起床
14:00 会場到着
25:00 帰宅 or オール
スケジュールを見ればわかるけど、まぁ過酷だよね。
こんなに頑張るのは受験勉強くらいだと思う。
初学者は最低月に200時間、余裕があれば300時間ほど欲しい。まれに社会人の方で、仕事と両立していた人もいたが、そういう人は職業がそもそもエンジニアだったり、異次元に地頭が良いケースがほとんど。
乗り切れる人はごく一部だと思う。
人を選びそうなプログラムだと思います。
自信がある人は挑戦してみるのも良いかも。
(【42Tokyo】piscine泳ぎ切ったので解説。実際どのくらい過酷?)
Piscineはシステム的なことを覚えるための最初の1週間がまじできつい。
— かんざき【42Tokyo日記】 (@42tokyo1) September 7, 2020
でも逆にいえばそこ乗り越えると後は流れに身を任せて泳ぐだけな気がする。
最初の1週間乗り切れるかどうかが鍵のようです。
実際に評判が見つかり次第、随時掲載していきます。
「42 Tokyo(フォーティーツー)」とは?スクールの特徴を簡単に解説!
項目 | 内容 |
運営会社 | 一般社団法人 42 Tokyo |
代表者 | 亀山敬司 |
本社 | 東京都港区六本木三丁目2番1号 |
受講形式 | 通学制 |
教室の場所 |
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料金 |
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「42 Tokyo」は18歳以上で、オンラインテストに合格すれば、誰でも利用できるエンジニア養成機関です。
42 Tokyoのオンラインテスト受けてきた!最初意味わからんかったけど頭使うし楽しかった!考えることの楽しさを改めて教えられた気がする
— Ciel (@hack_w0r1d) December 7, 2019
ピアラーニングという生徒同士で教えあって、技術を身につけるという変わった手法のスクールとなっています。
教師がいないため、学校という認定はされていないようです。
授業料は無料で、途中からお金がかかってくるということもありません。
お金がかかるとしたら、入退出に必要なカードを無くした場合に、カードの実費分がかかるくらいです。
「42 Tokyo(フォーティーツー)」のシステム
カリキュラムとしては、自分の努力次第で期間は変わりますが、半年〜1年くらいかかります。
42 Tokyo 期待してたけど1年毎日フルタイムフルコミットするくらい大変そうな感じだから、社会人との両立は現実的に無理そうだな。20前後の若者か、ある程度貯金をしていて食い繋げる30前後が集まりそうな感じ。
— cani (@canishooter) December 6, 2019
学びたい内容も自分で決めていく形で、通っている生徒ごとに学習の進捗も異なってきます。
課題は生徒同士で、答え合わせをします。
システムで、マッチングされた人同士で課題の答え合わせをします。
自分よりも習熟度が高い人だけなく、低い人ともマッチングもするようです。
この辺は上手くいくのか、個人的には心配です。
いきなり知らない人とマッチングすることもあるので、コミュニケーション能力がかなり問われます。
これを楽しめるかどうかは、スクールを選ぶ時の基準になります。
カリキュラムが出来上がっているプログラミングスクールと比べるとかなり面倒くさそうです。
怠けている人を除籍するシステムもあるので、ちゃんと頑張れない人はスクールに残りきれないこともあるようです。
仕事をしながら勉強するのは結構大変なようです。
土日だけ勉強してどうにかなるというものではなさそうです。
入学試験 Piscine(ピシン)に関して
Piscine(ピシン)は4週間続く42 Tokyoの入学試験です。
合格の基準は42 Tokyoにどれだけマッチングしているのかという点で判断されます。
人種や経歴などは全く関係ないそうです。
4週間、課題にコミットして、その結果で合否が決まります。
具体的な内容に関しては情報公開することを運営に禁止されています。
Piscine(ピシン)を受ける前に予習することは特にないので、準備をする必要はありません。
Piscine(ピシン)で不合格になった人の体験談
プログラミングやコードが書けるのに挑戦した人の体験談です。
42Tokyo以外の話も多いので、文字起こしで重要な内容をまとめていきます。
敗因は「時間が取れなかったこと」と「精神的、身体的な体力がもたなかったこと」。
上司から1ヶ月間半休をもらって、Piscineに行って、仕事という感じの生活をしていた。
社会人で合格する人もいるが、自分には時間が足りなかったそうです。
優秀そうな人ですが、厳しかったようです。
1日のどの時間に何をするか決めて実行して行かないと合格はできないようです。
すでにエンジニアの人とかも受講しているようです。
42 Tokyoに向いている人は「1ヶ月くらい時間がある人」
1ヵ月間毎日没頭しないと難しい。
仕事しながらやろうとすると難しい。
ピアラーニングすることになるので、コミュニケーション能力がないと難しい。
1人で勉強したい人は42 Tokyoの指針に合わない。
「42 Tokyo(フォーティーツー)」のリアルな口コミだけをまとめてみた(良い評判)
海外で受講した人の口コミなども調べて、評判を集めてきました。
完全にお金がかからない仕組みなので、良い評判は多いです。
- 完全無料で生徒の寄付金で成り立つという仕組みがエグい!!
- 自社でプログラミングスクールを行なっているDMMが支援をしているがすごい!
- 受講するのに18歳以上であれば、年齢制限はない
- 全くのプログラミング初心者でもガッツがあれば生き残れる
- 集まっている人に良い人が多い
- 受講生は最初はライバルなのでピリピリしているが、カリキュラムを進めていくうちに協力した方が良いと理解して行動するようになる
入学試験のPiscine(ピシン)も完全に無料で受講できるので、自分の時間を少し使っても良いと思うのであれば、受講するべきだと思います。
年齢制限とかも18歳を越えていれば、全くないので、自分の興味次第で挑戦できます。
「42 Tokyo(フォーティーツー)」のリアルな口コミだけをまとめてみた(悪い評判)
もちろん、良い評判だけなく悪い評判もあります。
悪い評判というかスクールの特徴だと思います。
評判は以下になります。
- カリキュラムはすごくキツい
- 全員救済型の教育ではない
- 人が落ちていく
- 自力で生き残れる人でないと向いていない
- 課題をやっていないと除籍制度がある
日本の学校教育とは全く違うような感じはあります。
割と地頭と根性がある人でないと生き残れなさそうな印象です。
私自身もプログラミングスクールに通いましたが、地頭が良い人が生き残って、半数ぐらいの人が挫折して行ったのを目の当たりにしました。
頭が悪い人や勉強が得意じゃない人は難しいです。
42 Tokyoは自分の力を試してみたいという人には良いスクールだと思います。
これ以上に試されるような環境はないでしょう。
スクールのシステムに興味を持ち、面白いと感じる人は挑戦してみると良いでしょう。
反対に、しっかりと教わりたいという人には向いていない可能性があります。
42 Tokyoは現状特に実績のあるスクールではないです。
明確に企業に就職したいからプログラミングを勉強するという人は、すでに実績をあげているスクールに通うことをオススメします。
下記の関連記事で就職実績を公開しているプログラミングスクールを紹介しておきます。
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中には無料で通えるスクールもあるので、良かったら読んでみて下さい。
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