- 大企業で働きたい
- 安定した会社に転職したい
- 今のスキルで大手企業に転職できるのだろうか?
大手企業に転職したいけど、スキル不足を心配するエンジニアの人は多いと思います。
心配しているだけで、案外簡単に大手企業に入社する方法はあると思います。
私自身、一部上場企業で人事をやっていてエンジニアを採用していた経験と実際にWebの制作会社でエンジニアをしていた経験から比較的簡単に大手企業の内定を取る方法について書いていきます。
自分自身で実証したわけではないので、確証はないですが、今から書く方法が有効な企業はあると思います。
大手企業で人事としてエンジニアの採用をしていた時の話
大手企業の内定を取る方法の前に、私が従業員数が数万人規模の会社(東証一部上場企業)で人事としてエンジニアの採用を担当していた時の話をさせて下さい。
勤めていた会社ではエンジニアはなかなか採用ができないため、求人にはお金をかけていて、有名な求人サービスに求人広告をたくさん出していました。
待遇も仕事内容も条件の良いものを出していましたが、なかなか採用はできません。
条件は良いのに、履歴書を送ってくる求職者のレベルがほぼ未経験の人が多くすごく困っていました。
なんでうちの会社に良いエンジニアが応募してこないのか?
原因を調べてみました。
原因1 エンジニアへのブランド力が足りない
勤めていた会社は対外的に商社の大手企業としてのイメージが強く、IT系の仕事をしているイメージがありませんでした。
そのため、圧倒的にエンジニアに対するブランド力が足りず、良い待遇の求人を出しても人が集まりません。
多くの場合、IT企業として有名な企業にエンジニアは取られてしまっていました。
原因2 そもそも出来るエンジニアが転職市場に少ない
エンジニア自体が少ないということもありますが、採用をやっていて転職市場に出るエンジニアが圧倒的に少ないように感じました。
採用はしたいけど、自分でサービスを作れるレベルのエンジニアになると全く取れません。
応募してくるのはどこかの企業でホームページの更新作業を行なっていたような人しか応募はこず、一からコードを書いたことのある人は珍しかった。
プログラミングスクールでしっかりと学んだプログラマーレベルであっても、年齢にもよりますが20代〜30代前半なら採用はされていました。
これらのことは他の企業でも同じような問題は起きているような気がした。
大手企業の内定を簡単に取る方法
自分自身が転職活動をして検証をしたわけではないので、はっきりとはわからないですけど、エンジニアとして転職活動をすれば、比較的簡単に大手企業の内定は取れると思います。
もちろん、IT企業として有名な会社は難しいと思いますが、エンジニアへのブランド力の低い大企業なら比較的採用されやすいと思います。
小さい企業と比べると企業体力もあるので、人が数人増えようと会社が潰れるというようなことはありません。
そのため、ブランド力の低そうな大手企業は狙い目です。
大企業の場合、年齢が重要になってきます。
年齢が若ければ若いほど有利です。
軽い気持ちで転職活動したら受かってしまったということもあるので、一度試しに受けてみると良いです。
エンジニアへのブランド力の低い大企業のデメリット
小規模のIT企業と比べるとゆったりとは働けると思いますが、デメリットもあります。
それは職場によってはエンジニアへの理解が低いことです。
新しい技術や機材の導入に対してネガティブな場合があり、最新技術を使って仕事がしたいと思っている人にとっては不満が溜まると思います。
また技術職の評価基準がはっきりしていないので、出世が難しい場合があります。
そういうネガティブな部分もありますが、腐っても大企業なので待遇や福利厚生、労働環境は小さい企業と比べるとかなり良いです。
- 今、働くのがつらい
- 大企業で働いてみたい
という方は一度チャレンジをすることをオススメします。
どんな求人サービスで求人を探せば良いのか?
大手企業の人事担当として求人を出す時は有名な求人サービスを使っていました。
大手の場合は、小さい会社と比べると部署も多く、人をたくさん採用したい会社が多いとは思います。
「IT業界特化のマイナビエージェント」や「レバテックキャリア」とかを利用してみて下さい。
その中でなるべく歴史があって、規模の大きそうな企業を業界関係なく調べてみて下さい。
給与や福利厚生が良さそうな企業が見つかると思います。
見つけたら実際に受けてみると受かってしまうなんてこともあると思います。
この方法は有効だと思うので、大企業に転職したいと思っているエンジニアがいたら試してみて下さい。